Baseball5 Asian Trophy 2023 for Sports SDGs in Nagoya 開催レポート

6月4日（日）、愛知県名古屋市栄エリアにある商業施設「オアシス21」でBaseball5 日本代表とチャイニーズ・タイペイ代表エキシビジョンマッチをメインとしたイベントを開催いたしました。イベントを通してBaseball5の認知度向上はもちろん、チャイニーズ・タイペイ代表との国際交流、SDGsの啓発活動、大学生への学びの場の提供、男女混合競技として女性のエンパワーメント推進を周知する機会の場とすることが出来ました。

6月3日（土）には両代表の練習と両チーム交流レセプションパーティーが予定されていましたが、前日の記録的な大雨の影響で新幹線が午前中運休となり、日本代表と関係者の名古屋入りに影響が出ました。結果、残念ながら日本代表の前日練習とレセプションパーティーは中止となりましたが、チャイニーズ・タイペイ代表は予定通り練習し、練習会場として使用させていただいた名城大学学生チームとの交流試合も実現いたしました。

会場のオアシス21

会場のオアシス21

当日は天候に恵まれ、午前中はイベントにご協力いただいた名城大学と中京大学の大学交流試合を開催。5イニングを2試合行い、1試合目が8-6、2試合目が2-0でどちらも名城大学が勝利しました。まだチーム結成が間もない中にも関わらず白熱する試合となり、Baseball5の手軽さや親しみやすさを表わす試合となりました。参加した学生からは「野球をやったことがなかったけど、面白かった。」「男女混合で楽しかった。名古屋からBaseball5を広められるように続けていきたい。」などの感想が聞かれ、好評でした。

名城大学と中京大学の皆さん

12時からは開会セレモニーが行われ、BFJ山中会長の開会あいさつに続いて、本イベント共催の名古屋スポーツコミッション会⻑、名古屋市副市⻑の杉野みどり様による始打式が行われました。

• BFJ 山中正竹会長
• 名古屋スポーツコミッション会⻑
  名古屋市副市⻑ 杉野みどり様

エキシビジョンマッチ第1試合は日本が後攻でスタート。第1セットに敗れた日本は第2セットでタイブレークの末、勝利し執念を見せましたが、残念ながら第3セットで敗れ、この試合はチャイニーズ・タイペイの勝利。

第2試合は先攻・後攻が入れ替わり日本が第1セットを取ったものの第2セットはチャイニーズ・タイペイが勝利し、再び第3セットまでもつれる展開。結果、日本が勝利し、第2試合は日本の勝利となりました。

試合は1勝1敗でしたが、大会特別ルールの総得点数によって、チャイニーズ・タイペイが18-22で勝利となりました。両チームから選ばれるMVPはTPE：SHIH Chi-Ting-Hua選手（No.47）と、JPN：數田彩乃選手（No.1）が選ばれました

SHIH Chi-Ting-Hua選手（チャイニーズ・タイペイ）

數田彩乃選手（日本）

日本、チャイニーズ・タイペイ両チームの選手は昨年のアジアカップ、ワールドカップからお互いをよく知る間柄であり、今回の真剣勝負を通じてより一層交流を深めることが出来ました。各選手ともお互いの健闘を認め合い、これからも切磋琢磨してBaseball5を盛り上げ、世界をリードしていくことを誓いました。

チャイニーズ・タイペイのチェン監督

会場では多くの人が足を止めて試合を観戦した

Baseball5の更なる普及と価値向上に向けて、Baseball5 JAPANはこれからも事業を推進してまいります。

試合の様子は公式Facebookのアルバム、Instagramのアーカイブ動画からもご覧いただけます。
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ゲームスコア

• ※同点のため特別ルールにより総得点数18-22でチャイニーズ・タイペイが勝者となった。

セットスコア